当医療法人の歴史は、昭和27年の「松本医院」開設に端を発します。昭和61年に「医療法人社団淳生会」を設立し、平成2年に「介護老人保健施設恵風園」を、令和2年に「グループホームけやの杜」を開設するなど、「医療」「介護」「福祉」サービスを総合的に提供できる体制を整備し、「患者様、利用者様への貢献」を理念にこれまで誠心誠意、力を尽くしてまいりました。
おかげさまで令和3年には慈恵病院40周年を、令和4年には開業70周年を迎えることができました。これもひとえに、松本医院開設以来の地域の皆さまによるご協力・ご支援の賜物と心より感謝しております。
さて、私たちの生活を取り巻く環境は大きく変化しております。令和2年初頭からの新型コロナウイルス感染拡大による面会制限をはじめとする様々な感染対策に対し、患者様、利用者様はもとよりご家族や関係者の皆さまには、ご理解とご協力をいただき、心から深く感謝いたしております。
淳生会の理事長職は初代松本淳から平成8年に松本卓郎が継承したのち、令和3年に三代目として松本恵太が就任いたしました。初代、先代が長きにわたり示してきた「患者様、利用者様のことを最優先に誠心誠意、力を尽くす」という意志を継承し、地域の皆さまが何を必要としているのかに思いを馳せ、多くの方々に利用していただき、利用してよかったと思われるような淳生会であり続けたいと念願しています。
これからも安心、安全な「医療」「介護」「福祉」を提供し続けることがわたしたち淳生会の最も重要な責務であると考えています。若輩ではありますが、理事長としてその先頭に立ち、職員一丸となって取り組んでまいりますので、これからも温かいご支援とご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
理事長 松本 恵太